6
今、主が言われることを聞け。
「立って、山々の前であなたの訴えを述べよ。
丘々にあなたの声を聞かせよ。
山々よ、主の告発を聞け。
地の揺るがない基よ、耳を傾けよ。
主はご自分の民を訴え、
イスラエルと争われるからだ。
私の民よ、私はあなたに何をしたのか。
どのようにあなたを疲れさせたのか。
私に答えよ。
私はあなたをエジプトの地から導き上げ、
奴隷の家から贖い出した。
あなたの前にモーセ、アロン、ミリアムを遣わした。
私の民よ、モアブの王バラクが何を企み、
ベオルの子バラムが彼に何と答えたかを思い出せ。
シティムからギルガルまでのことを思い出し、
主の正しい行いを知れ。」
 
私は何をもって主の前に出て、
いと高き神の前に身をかがめればよいのか。
全焼のささげ物を携え、
一歳の子牛を携えて、御前に出ればよいのか。
主は幾千もの雄羊を喜ばれるだろうか。
幾万もの油の川を喜ばれるだろうか。
私の背きのために長子を、
私自身の罪のために、私の体から生まれた子をささげるべきだろうか。
人よ、何が良いかは、すでにあなたに示されている。
主があなたに求めておられるのは、
公正を行い、慈しみを愛し、
へりくだってあなたの神とともに歩むことではないか。
 
主の声が町に呼びかける。
御名を恐れることこそ知恵である。
「懲らしめの杖と、
それを定めた方に心を留めよ。
10 悪者の家には、まだ不正に得た宝と、
忌むべき小さなエパ* があるのか。
11 不正な秤と、
欺きの重りを入れた袋を、私が容認するだろうか。
12 町の富む者たちは暴虐に満ち、
住民は偽りを語り、
その舌には欺きがある。
13 それゆえ、私もあなたを打ち、重い傷を負わせ、
あなたの罪のために荒れ果てさせた。
14 あなたは食べても満ち足りず、
飢えがあなたの内に残る。
蓄えても守りきれず、
守りきったものも、私は剣に渡す。
15 あなたは種をまいても刈り取れない。
オリーブを踏んでも、その油を身に塗れず、
ぶどうを踏んでも、そのぶどう酒を飲めない。
16 あなたがたはオムリの定めと、
アハブの家のすべての行いを守り、
彼らの計画に従って歩んでいる。
それゆえ、私はあなたを廃墟とし、
その住民を嘲りの的とする。
あなたがたは私の民へのそしりを負う。」
 
* 6:10 一エパは約22リットル、または約3分の2ブッシェルである。「小さなエパ」とは、客を欺くために規定より小さく作られた升を指す。